東京ディズニーランドホテルのレストラン「カンナ」
7月、8月のランチメニュー、「プレシャス・カンナ」は「プレジャーズ・オブ・ザ・テーブル:リラックス」
夏バテで食欲が落ちて疲れが溜まりやすい季節に、「リラックス」をテーマにしたスペシャルメニューでございます。
- 真鯛と帆立貝の湯引き 夏野菜のマリネと共に
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まずは前菜。
真鯛です。単純にスライスしたお刺身じゃなく、何らかの「仕事」はしてあるようです。
このフォークに乗っているのは、マッシュポテトの類ではなく、泡醤油(あわじょうゆ)。白醤油をあれやこれや加工してメレンゲ状にしてあります。
食べると、しっかり醤油味。
- 太刀魚のソテー レモンのコンフィチュール ブラックオリーブとハラペーニョのサルサ
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魚料理は太刀魚のソテー。今が一番美味しい時期です。脂が乗ってるハズなんですが、そんなに脂っこさは感じず。
レモンのコンフィチュール
コンフィチュールはフランス語で言うところのジャムです。レモンをじっくり煮詰めて、1週間ほど熟成させあるとか。
一口食べて、「あ、これはレモンだ」と口の中にレモン味が広がりますが、後味に何やら複雑な旨味が。
レモンのサッパリ感で太刀魚が美味い。
太刀魚に乗っているのは、ブラックオリーブとハラペーニョのサルサ。サルサはスペイン語でソースですね。ジャムとソースと言うと見も蓋もない(笑
ハラペーニョとありましたが、そんなに辛くはなく。
メキシコ料理だとエビとかは良く見かけますし、肉にサルサソースというのもよくありますが、魚のソテーは珍しいのか? キューバとかだと、漁はしても、加工、輸出用でほとんど魚もエビも食べないとか。
- ビーフテンダーロインのグリル 白味噌のディップ ガラムマサラの香り 赤玉葱のピクルスを添えて/五穀米と黒米のご飯
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お肉。
焼き加減はレア指定。レア通り越してブルー寄りかもしれません。
出てきたとたんに香るガラムマサラのカレー風味。日本の夏はカレーですよねぇ。
考えてみれば、ガラムマサラの本場、インドはヒンドゥー教ですから牛は食べない。そこに、白味噌のディップも加えて和風寄りに。
個人的な好みで言えば、ここは牛肉よりも羊肉で欲しかったところ。羊の臭み消しにカレー粉を使うのはよくある手法。ただ、羊だとどうしても臭みが苦手な方もいらっしゃるので万人向けではなくなるのが、難しい。
五穀米と黒米のご飯
黒米なので、見た目がちょっと凄いですが、よく噛むと味が。やはり、白米より麦飯や五穀米のほうが美味いと思う。
- タイム風味のウォーターメロンスープとバジルのシャーベット
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デザート
バジルのシャーベット
想像以上に、食べた瞬間にバジル味。でも、甘くて冷たい。でもやっぱり、バジル。
カンナに来ると、味わったことのない、想像の斜め上を行く味覚が味わえるのが、なんとも。
タイム風味のウォーターメロンスープ
スイカのジュースに、スイカを浮かべて……
夏はスイカですなぁ。
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