実に4月以来のカンナ飯。しかも、初ディナー。
今夜はイベント物ではなく、「グレイシャスブルーム」というコース。肉と魚がそれぞれメインに付きます。
メインを肉か魚の選択にして、その他ちょこちょこ変えた「イブニングブロッサム」という、もうちょっと安いコースもあります。メニューを見る限り、メインの肉、魚は同じ物のようで。
まずは、アペタイザー「やまゆりポークのリエット カリーマスタードのディップ サーモンマリネとパンパーニッケル」
こちらの立方体状のが、「やまゆりポークのリエット カリーマスタードのディップ」
やまゆりポークは神奈川県の銘柄豚で、県花にちなんでやまゆりと名付けられたとか。やまゆり食わせているわけではないようで。肉質、脂に甘味のあるのが特徴ですが、カリーマスタードの風味が強く、肉の味はイマイチ。
こちらが、「サーモンマリネとパンパーニッケル」
パンパーニッケルは、ドイツのライ麦製黒パン。こちらも、ライ麦の味と香りが強めに出ており、サーモンマリネとの相性はイマイチ。
パンパーニッケルにやまゆりポークのリエット(カリーマスタード抜き)を乗せたほうが良かったかも。
前菜「彩り野菜のテリーヌ 海藻でマリネした真鯛の湯引き」
「彩り野菜のテリーヌ」
すっかりカンナの定番メニューになりましたな。
「海藻でマリネした真鯛の湯引き」
これはもう文句無しに美味い。
皿に波のように描かれた白いソース。これが何とセロリが原料。
しかも、けっこうセロリの味が残っているという。
スープは無く、魚のメイン「スズキのポワレ 干し椎茸とポテトのピュレ 野沢菜と塩麹のサルサをアクセントに」
上に乗っているのが、野沢菜と塩麹のサルサ。
メキシコに野沢菜は無いわなぁ……唐辛子とかは入ってないので、辛くはない。
下にあるのが干し椎茸とポテトのピュレ。
んで、このスズキのポワレが、超絶に美味い。
火加減が素晴らし過ぎる。
皮の表面はサクサクですが、皮の身のほうはねっとり感が残っており、更に身の中心部分は白くはなってますがレアっぽい。中華の蒸し魚料理、清蒸鮮魚だと骨の周囲は生が最良とか耳にしますが、そんな感じなのでしょうか。
……っつうか、どうやって調理しとるのだ??
メインの肉料理「仔羊のグリル エシャロットとセミドライトマトのディップ アーティーチョークのスパイシーブレゼを添えて」
前回も仔羊でしたが、その時は浜納豆のディップでしたから、比べるとずいぶんとオーソドックス。
「アーティーチョークのスパイシーブレゼ」
肉の下にあるディップはちょっとトマト味が強め。
付け合わせの野菜類。
どどんと、脂身部分。
羊肉が苦手な人は残して良し。
羊好きには焦げた脂身がたまりませんわ。
ご飯兼スープ「黒米と高きびの ジャスミンティー入りコラーゲンスープご飯」
グレイシャスブルームでは肉とご飯は動じには出てきません。イブニングブロッサムだとコラーゲンスープも最初のほうに出てきて、ご飯も普通に。
ご飯は黒米なので、赤っぽい。
その上に乗っている四角いのがコラーゲンスープの素。
ジャスミンティーを上からかけると、コラーゲンスープの素が溶け出す。
コラーゲンスープご飯の出来上がり。
いわばお茶漬けなんですが、ジャスミンティーで作るのは初めてかも。デザート
一見まともに見えますが……
アイスクリームは「西京味噌のアイス」
刺さっているのも、黒胡麻が材料のチップスです。
一見、普通の漉し餡の焼きまんじゅうですが……
「オリーヴ風味の焼きまんじゅう」
あんこが、そこはかとなくオリーブの味……
甘いのにオリーブ。
このチョコレートソースも、ぢつは山椒入り。
「柿のコンポート」
干し柿みたいな感じ。
普通っちゃ普通です(笑)
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