イベントそのものは6月6日からですが、パーク内のレストランやディズニーホテルのレストランではひとあし早く本日、6月3日から“ディズニー七夕デイズ”を開催。
七夕飯ロードの第一弾は東京ディズニーランドホテルのカンナから。「“ディズニー七夕デイズ”プレシャスカンナ ウィッシングカード付き」もありますが、もうちょっと値段高めの「シェフのおすすめランチ」を。こちらでもウィッシングカードはいただけますし、メインは仔羊だし。
なお、値段安めのデイブリーズ、サニーデライトではウィッシングカードはもらえません。事前予約メニューの「瞬間スモークしたウナギ蒲焼の炊き込みご飯干し貝柱と鰹だしのコラーゲンスープとともに」だとどうなんだろ?
前菜。オマール海老と桃のマリネ セルバチコのソルベを添えて
「セルバチコ」は「ワイルドルッコラ」とも呼ばれるハーブ。確かに味も香りもルッコラに似てますが、別種です。ルッコラはアブラナ科キバナスズシロ属。セルバチコはアブラナ科エダウチナズナ属。ルッコラが一年草で、セルバチコは多年草。
んで、カンナのシェフはそれをソルベにしてしまいました。甘味無し。ゴマっぽいルッコラの味がしっかり。もちろん冷たい。
オマール海老のマリネのほうには桃の角切りなんかも入ってまして、こっちは甘い。また、中央の白いのはヨーグルトソースで、こちらも弱い甘味と酸味。
前菜から、かなり攻めてます。
本日のスープ。
本日は空豆をポタージュ状にしたスープ。乗ってる泡はミルクのもの。
また、カレーオイルが点々と浮かんでます。このカレーオイルが密度も量も不均一に点々と浮かんでいるため、カレーの香りと味がひと匙ごとに微妙に変化するという面白い趣向。これに泡の多寡が味を変えてきますから、口内調味の極致かもしれません。
魚料理。太刀魚のあられ焼き トマトとモロヘイヤの餡 ホースラディッシュのコンディメント
軟らかい太刀魚のにあられの食感。昆布出汁の餡にはモロヘイヤ。それにトマトで酸味と甘味を追加。和食にプラスしたような斜め上のような味わいです。
ホースラディッシュも単にすりおろしただけでなく、ワサビの醤油漬けを混ぜ込んでたり、ほんのり甘味も。これが太刀魚の身と合う。
肉料理。チョリソーのクルートを纏った仔羊のロースト レッドベルペッパーのピュレ 黒ニンニク味噌のアクセント、黒米のご飯と共に。
羊の臭み消しにチョリソーや味噌を使ってきますかぁ。
黒ニンニク味噌は、これ瓶詰にして売ってくれんかな。ご飯に乗せて、それだけでも美味い。
チョリソーはそんなに辛くはなかったです。仔羊肉も美味。
いつからかわかりませんが、ランチのメニューのいずれにでも、プラス2000円で八丁味噌香る牛スジ煮込み丼 九条葱のゴマ油和えと温泉玉子添え鰹だしのスープとともにを追加することができるようになりました。単品注文は不可。
黒米ご飯に九条葱のゴマ油和えと温泉玉子を乗せたもの。牛スジ煮込みは別盛り。鰹だしのスープも別添え。
デザート。ずんだ餡の羊羹とルバーブのゼリー バニラアイスとともに
デザートはプレシャスカンナと共通ですかね。
ウィッシングカードの形をしているのが、ラング・ド・シャの材料と作り方で作ったもの。ラング・ド・シャはフランス語で「猫の舌」の意味なので、あの形状以外をラング・ド・シャと呼ぶのはいかがなものかと。
赤い短冊の形をしたのが、ルバーブのゼリーです。
ずんだ餡の羊羹は角切り。キウイ、パイナップルなども角切りにされ、寒天なんかも。これにお好みで黒蜜ソースかけますんで、総体的には「フルーツみつ豆」みたいな感じに。
0 件のコメント:
コメントを投稿