東京ディズニーランドホテルのレストラン「カンナ」では今年も七夕メニューを提供中。
今年も、カンナで七夕メニューを注文すると短冊がもらえまして、今年はドナルドとデイジー。
小前菜
ズワイ蟹とイエローガスパチョ
イエローガスパチョの下の部分はトマトのコンソメ。どちらも酸味が強め。ズワイ蟹はガスパチョの上に乗ってます。
前菜
冷たい葛餡を纏ったハモの湯引き 夏野菜のサルサ キュウリのエスプーマと共に
ハモは歯ごたえあり、骨無しで美味。夏野菜のサルサは山形の「だし」みたいな感じ。エスプーマはお馴染みにもなってきた食材を泡にするヤツです。泡を食べると、しっかりキュウリの味がするのが、なんとも。
黒い皿に赤く流れるのは、ゆかりソース。梅味。
パン
左の四角いのが、アシタバを練りこんだパン。
右の細いのが、パン・ペイザン。「農夫のパン」とも呼ばれる小麦、ライ麦、グラハム粉などを使ったパンです。
どっちも水分少な目な感じで、噛み応えがあります。パン・ペイザンのほうは、かなり固い。
ディップは昨年同様、ヒヨコ豆にオリーブオイルやら何やら。
海老しんじょうを巻いた軍鶏のロースト シシトウのフリットと大葉味噌を添えて
シシトウのフリットは、普通なんですが、軍鶏の肉がやたらと美味い。
しんじょう（真薯）は、すり身にして山芋や卵白、だし汁などを加えて味をつけて、蒸すなり焼くなり揚げるなりした料理。今回は蒸しかな?
魚料理
笹で包んだスズキのポワレ コリアンダー香るアオリイカのコンディメントとカフィアライムのフォーム
鱸は直球に美味いです。鱸の下にアオリイカも隠れてますが、歯ごたえやら食感の違いが出てて良い。
肉料理
国産牛ランプのグリル トウモロコシとトリュフのニョッキ ヴァドゥーバンマサラのジュ
ランプはサーロインよりお尻のほうの赤身肉。実はサーロインより風味もあれば、脂身も少なくてヘルシーで、しかも安いというステーキ向きの部位です。アメリカ牛やオージー牛のランプだと赤身ばかりということもありますが、これは和牛なためか、ほんのり脂身の甘みもして、絶妙なバランス。
ヴァドゥーバンマサラは、2014年のチェーナ・スペチアーレ以来か? チェーナ・スペチアーレのときは魚料理でしたが、今回はお肉。半発酵させた香辛料で、ちょっとクミン風。有り体に言えばカレー風味。
この味付けだと羊肉でも良いかもしれない。ラムじゃなくマトンのほうで。
お肉のほうは焼き加減も完璧。赤いけれども、ちゃんと温かい。
デザート
抹茶のガトーオペラ 黒糖と梅酒のシャーベット
笹の葉は飾りですが、皿に描かれている笹の葉の絵は食べられます。
ガトーオペラは小豆なんかも乗ってて、普通に美味い。
黒糖と梅酒にシャーベットは、まさに黒糖梅酒をアルコール飛ばしてシャーベットにしたような酸味と甘味が混然となって、笑いだしそうなくらいに美味い。
あとテーブル会計から、キャッシャーでの会計に変更になってました。
クレジットカード払いもサイン式から、端末にカード突っ込んでの暗証番号式に。
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